自動的に夢が叶う!?「ブレインプログラミング」

今回はこの本について簡単に説明しようと思います

こんな人におすすめ

・叶えたい夢や目標があるけどなかなか達成できない

・夢や目標を叶えるために何をしたらいいのかわからない

・そもそも夢や目標が明確になっていない

このどれか1つでも当てはまってる方がいたらぜひこの本、記事を読んでいただきたいです

RASについて

まず、みなさんはRASというものをきいたことがありますか

RAS(網様体賦活系)とは哺乳類の脳にある「網様体」という神経の集まりで、体の生命活動を維持する働きのこと

この働きのおかげで私たちは眠ったり、起きたり、呼吸したりできる

また、何かに取り組もうと行動する意欲や、性欲といったものまでこのRASのおかげ

RASは、脳のコントロールセンターでもある

人の感覚器から受け取った刺激の情報がRASから脳に伝えられ、脳ではその情報をもとに、いろいろなことを 「考え 」「感じる」 働きが活性化する

一言で言えばRASには脳の活動のスイッチを入れ、意欲をかき立てる役割がある

そのほかにRASには無意識の中で入ってくる情報を必要なもの必要ではないもので分ける働きもある

たくさんの人がいて騒がしい中でも自分の名前だけは耳に飛び込んでくることや自分が新しい車が欲しくて、買いたい車種がきまったとする、すると、路上を走っているときやたらとその車種が目につくようになるようなかともRASの働きのなのだ

目標を達成するための具体的な方法

自分の望みをはっきりとさせる

人生で自分が心から望むことに気づかない人は多い

何か大きなことを成し遂げたい、心ひそかにそんな野心を抱いてる人はいないだろうか?もしそうなら、それをいつまでも心の奥深くにしまっておくことはない

急にそんなこと言われても思いつかない…

そのような気持ちを抱いた人もいると思います そのような方は、まず、自分が今興味を引かれていること、これまでに興味を引かれたことを箇条書きでいいので紙に書き出してほしい(10項目から20項目目指して書いていく)

このとき頭で考えて書くのではなく少しでもいいなと思ったことなら片っ端から書いていくこと

書いたからといって必ず実行しなくてもいい。ただ、自分が今の時点で興味を引かれていること、これまでに興味を引かれたことがあるものを書いていくだけでいい

書いたリストは誰にも見せないようにしましょう。見せるとしたら心の底から信頼できる人だけにしてください。あれこれ口出ししようとする人や、否定してきそうな人には絶対に見せてはいけません。

人生で望みを叶えることができないのは、たいていの人の場合、どうすれば それを叶えられるかに気を取られてしまうから

本当に考えなければいけないのは 何を したいかです

RASには目標達成に向けて導いてくれる力があるので どうすれば 達成できるのかは、RASに任せておけば、自然とわかるようになる

・明確な目標を定める

ここではさきほどに書いてもらった内容を実現するための方法について紹介していきます

まず、リストに書いた項目を「Aリスト」「Bリスト」「Cリスト」の3つにを分けていく

Aリスト

近いうちにきっと達成できるだろうと思うこと、今の自分にとって、最も大事だと思えること
Bリスト

今の自分にとって大事ではあるけど、本当に達成しようと決断する前にもう少し考える時間が欲しいと思うこと
Cリスト

面白い、挑戦してみたいけどAリストやBリストほどではないもの、できれば達成したいくらいの目標

リストに目標を書き入れるときははっきりと具体的な言葉で書くことが重要!!

具体的って…?

具体的というのは、いつまでに(何月日、時刻)、どれくらいの規模で(量、金額)達成するか、どんな形、色、寸法のものを手に入れるかなど、達成した結果得られるものが書かれていること

それができたらその目標を頭の中でイメージする

このとき、どうすれば達成できるかではなく目標を達成しつつある自分をイメージすること!

そうすることにより、RASが稼働してその目標に対してアンテナが立ち、「いい情報」ばかり入ってくるようになる

目標のリストは携帯の待ち受けや、冷蔵庫などあらゆる場所で見られるようにしよう!

・期限を決めて計画を立てる

目標が定まったらつぎに計画を立てていく

ここでものポイントは「期限を設定する」ということ

「小学校の夏休みの宿題を夏休みの終わりが近くなってから慌てて取り組んだ」というような経験はありませんんか?

これは脳に「期限に間に合わせるようにする力」が備わっていて、期限が近くなるにつれてそれが働くからです

次に期限を設定する上での3つの方法について説明します

① 現実的であること

期限とはいってもいきなり「明日いきなり俺は、(私は)モデル並みのステイルを手に入れる!」というようないかにも現実的ではない期限は設けてはいけません

それよりも「3ヶ月後に−5キロ体重を減らす」というような頑張れば達成できるように設定しましょう

期限は短めであること

課題に取り組むにしても期限が来月のものと3日後のものとではやらなければという強制力が違う!

③すぐに実行する

何度も考え直してはいけない。すぐに行動を開始すること。

決めた期限までに達成できそうにないとわかって、延ばさなければいけないことはあるが、始めるのだけは引き伸ばさないこと。必ずしも正確に見積もる必要はない

また、目標を小さく切り分けることも大切

目標をすぐに実行できるくらいに小さく切り分けたほうが気持ちも楽になり、始める時のハードルも、グンと低くなる

目標を視覚化する

ここまでですでにおわかりだろうが、RASは、あなたがいつもなら気づかなかったようなもの、「周囲の雑音」として聞き落としていたような情報を探してくれる仕組みである

RASはあなたが語りかけたとおりに働いてくれる。だから目標を「視覚化」するのはとても大切なこと

脳は「現実」と「想像」を区別できない!

有名な実験がある

オーストラリアの心理学者、アラン・リチャードソンさんが行った実験で視覚化を実践したことのない学生を無作為に3つのグループに分けて、それぞれにバスケのフリースローをさせ、1日目の成功率とそこから20日後の成功率を比べどのくらいの上達したかを測るという実験だ

  • 第一のグループにはフリースローを20日間毎日練習しさせる
  • 第二のグループには、1日目と20日目にだけフリースローを練習をさせる
  • 第三のグループには、1日目と20日目にだけフリースローを練習させたが、その間の期間には、毎日20分間、自分がフロースローをしている場面を頭の中でイメージしてもらった。イメージの中でフリースローを「失敗」したら、次のスローは、イメージの中だけでうまくいくように練習させる

20日後、リチャードソンは各グループがどれだけ上達したのかを調べた。

毎日練習をさせた第一のグループは、スローの成功確率が24%上がった

第二のグループは予想通り、全く上達していなかった。

だが、第三のグループは、実際の練習量は第二のグループと同じだったにも関わらず、成功率は23%も上がっていた

第一のグループと変わらないほど上達したのだ。

このことから、リチャードソンは、視覚化の効果を最大限に発揮できるのは、実際に見て感じるようにイメージした時だとかいており、視覚化(イメトレなど)は目標達成に必要不可欠だろうという証明にもなった。

目標達成のカギ!アフォメーションとは?

アフォメーション??聞いたことないよ!

この言葉を聞いたことがないという人もいるでしょう。

アフォメーションとは、簡単にいうと

自分が達成しようとしていること、これからしようとしていることを常に繰り返し自分に言い聞かせること

過去の偉人たちもこのアフォメーションの力を使っていた!

アメリカの元大統領のジョン・F・ケネディ氏は、大統領就任演説で「国が何かをしてくれると考えるのではなく、国のために何ができるかと考えようではありませんか」と、説いた

これは、アメリカ国民の考え方を変えようとしたアフォメーションにほかならない

また、プロボクサーのモハメド・アリ氏は、「俺は誰よりも偉大だ」と宣言することによって自分を世界最強の座に押し上げた

アフォメーションの大切さはわかったけど、実際どうすればいいの?

アフォメーションの手順とポイント

① 「私は〇〇だ」「私は〇〇する」という言葉で始める

たとえば、「これから痩せて体重を100キロから90キロにする」「○月○日までに体重90キロになる」のような言葉にする

② 具体的な言葉にする

「私は痩せる」のような曖昧な言葉よりも、「これから痩せて体重90キロになる」という言い方の方が脳に訴えかける力が強い

自分を騙しているだけでしょ??言い聞かせるだけで現実が変わるわけない!

このように思う人も中にはいるでしょう。

たしかに、そういう印象を与えるだろう

しかし、自分へのアフォメーションを繰り返していると、人生に対するあなたのものの見方が変わってきて、いずれはそれが現実になるでしょう

なので、一度試してもらいたい

恐怖と不安を克服する

でも、実際それに対して恐怖や不安はあるよ…

確かに、初めて取り組むときは恐怖や不安はあるとおもいます

まず、そもそも恐怖や不安はどうやって生まれるのかというと、

脳の中にある「記憶」によって生み出されるのです

脳の中には、記憶を貯蔵されているところがあり、日々のさまざまなことがきっかけで、それらが恐怖や不安という形で呼び覚まされます

それらを克服する方法として3つ紹介します

① 休息をとる

怖くなったり、おじけづいたりしたときは、まずはちょっと休憩をすれば、体の調子を落ち着かせることができるでしょう

具体的には、散歩に出かる、シャワーを浴びる、コーヒーか紅茶を飲むなど

② 現実的になる

物事に取り組むときに失敗すると思い込んでしまう人というのは、過去に別のことで失敗した経験がある人が多い

そのような人たちはたいてい、現実以上に悪い事態を想像して不安におびえている

そういう人は、過去に恐怖に乗り越えた経験を思い出すといい。

一度は乗り越えたのだから、今度もきっと乗り越えられるはず!

③ 基本に戻る

不安が解消されるだろう、気分が晴れるだろうと、ついついお酒などにたよってしまう人が多いが、そんなことをしても、不安は高まるだけだ。

不安から抜け出して、和らげるには、よく眠り、食事や散歩を楽しむのが一番だ

最後に

今回はブレイン・プログラミングを紹介しました

この本にも書いてあったとおり、RASは、本当に強力なツールなので、ぜひ一度実践してもらいたい

そうすれば、あなたの叶えたい目標もきっと叶うでしょう

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