今回は「人は話し方が9割」「言葉は現実化する」でおなじみの長松茂久さんの著書「20代を無難に生きるな」を紹介します
この本を一言で言うと
人生における基礎となる20代の生き方を示してくれる本
こんな人におすすめ
- 20代という人生の基礎となる時を有意義なものにしたい
- 30代以降になって後悔する生き方をしたくない
- 伸びる20代になるために今何をするべきなのか知りたい
- 20代の部下や子供を持ちその世代の悩みを知りたい
今、Facebookをしよう
今、Facebookをやる20代は伸びる
Facebookなんてしないよ
今はInstagramかTwitterでしょ
もし、あなたがこんなふうな考えを持っているとしたら
あなたは周りに流されている
今同世代の人たちがInstagramか、Twitterしかやってないのであれば、あえてFacebookを始めてみましょう
確かにFacebookを利用している年齢層は他のSNSにくらべると高いのかもしれません
ですが、そのような自分達よりも年齢層が高い年長者の中にどれだけ飛び込んでいけるのかが大切であり、それも今後伸びるための1つの要素でもある
また、今までも、これからも伸びる人は周りの人、同世代の人たちがやらないであろうことに真剣に取り組んできた人たちばかりである
そのように常識を疑ってそれを信じて動いた人が伸びる人である
常識とは大衆が自分達の意見を肯定するために生み出した便利な言葉である
「常識」を疑い、違うと感じれば思い切って捨てる
このことを知っている人から周りに流されずに自分の人生を生きていることができ、これから伸びていくことができるでしょう
うまくいく人の共通点
勉強でもスポーツでも仕事でもうまくいく人にはある共通点があります
それは、
根拠のない自信を持っていることです
逆にうまくいかない人は将来に対してや、今の自分に対して自信がない、自信を持てないひとでしょう
とは言っても今までそのような考えだった人が急に考えを改めるということは難しいでしょう
そのような人はまず自分の強み、武器は何があるのかを探してみることから始めてみましょう
そのほかの、うまくいく人の共通点はいきなり成功することを狙わない です
何かを始める時、失敗したくないからと言って1発目から成功しようと考えてしまうと思います
ですが、長く伸びる人、うまくいく人は数多くの失敗を経験しながら徐々に成功していくという人が多いです
ですから、これを読んでいるあなたも何か始めようとするときはいきなり成功させる、成功すると思わずに徐々に試行錯誤しながら着実に進んでいくというおもいで取り組んでいってください
また、著者は「ピンチは神様の試練」ともいっています
著者自身もこれまで様々なピンチな場面を経験して、何度も「あ、俺終わったかも…」と思ったそうです
そのたびどうにか試行錯誤をして進んできたのだといいます
その中で、ピンチとは実は終わりなのではなく、始まりであるということに気づいたのだといいます
とはいっても誰しもピンチな場面や、危機的状況になったら心が折れそうになるし、折れてしまうかもしれません
ですが著者は心が折れることは決して悪いことではないと言っています
でもそこで諦めるのではなく、折れてもそこから立ち上がること、そのスピードをいかに早くするのかが大切である
成功するために
行動無くしては成功はない
成功するひとは決まって独特の行動力があると著者は言います
成功する人、伸びる人はチャンスが自分に回ってくるのを座して待つのではなく、実現するためにリスクに飛び込める人だといいます
主体的とも言っていいでしょう
そのように行動力がある人が成功することができるのでしょう
成功運を上げたければバッターボックスに立て
何かチャレンジし、それが失敗したと人がいるとします
でもその人は今後成功する大きな見込みがあります
なぜなら それは、「行動している」という証明だからです
また、成功運はそのように行動した数(バッターボックスに立った数)に比例します
本書では野球に例えられていますが
例え打率が1割の打者がいたとしてもその打者が1000回で席に立てば、100回はヒットを打つことができます
人は学習していく生き物なので、そうやって数をこなしていくうちにどんどんと上達して打率を2割、3割と上げていくことができるでしょう
「成功」と「成長」しかない
チャレンジしている人には「成功」と「成長」しかない
人生山あり谷あり というようにチャレンジしていく中でうまくいくときもあれば、うまくいかない時もあるでしょう
うまくいくときはいいのですが、うまくいかない時にその時期をどのように捉え、考えていくかで、その後のメンタルや行動が変わっていきます
著者もある場所で講演をしていた際、聞いてる人が居眠りを始めたり、途中で帰ってしまうということがあり、自分には人に話す才能がないのだと落ち込んで講演を辞めようと思った時期があるのだと言います
その時にどのようにしたらいいのかを考えて次に活かすことで自分を成長させてきたのだと言います
そのようにうまくいかないからこそ必死に模索して成長し続けることである時を境に調子が良くなっていき成功することができるのでしょう
このことから、チャレンジし続ける人には「成功」と「成長」しかないのだと著者は言います
また、成功したからといって天狗になってはいけません
そのような時こそ、それまでに自分を支えてくれた人たちに感謝し、できる限りその人達や周りのために動いていくとさらに人として成長できるでしょう
20代のうちに知覧に行け
日本の最南端に人生を変える場所がある
みなさんは「キズナ」ということばをきいて何を思い浮かべますか??
学校の友達や部活の仲間、会社の同期とかですかね…
多分この記事を読んでいるあなたもこのようなことを想像したと思います
ですが、「キズナ」とは、そのような横のつながりだけではなく、縦にもつながりがあるということは知っていましたか?
その縦のつながりとは、学校や部活、会社の先輩や、祖先、先人、子供や、孫などのことです
そのような縦のつながりの「キズナ」をとても強く感じることができるのが日本の最南端にある鹿児島の「知覧」という場所です
この「知覧」という場所は、太平洋戦争時に特攻隊員として米軍の基地などを攻撃する役目を持った方の遺族や国へ向けた想いを記した手紙などが納められている場所です
彼らの中には10代、20代の青年もおり、そんな彼らの強い思いや願いを直に感じることができます
それらに触れることで、自分の人生に対して深く見つめ直すことができ、これからの人生の中で自分は何を残すか、何を残せるのだろうかを考えるきっかけとなることでしょう
自分の人生に対して、1度見つめ直してみたい、今の自分、今までの人生に迷っている方は行ってみることをオススメします
このように「キズナ」という言葉には友達や仲間のような横のつながりだけではなく、縦のつながりもあるということを知り、それも大切にしていくといいでしょう
最後に
今回は「20代を無難に生きるな」を紹介しました。
」人生の基礎となる20代をどのように過ごしていくいのかで、その後30代、40代になった時の人生が大きく変わっていくことでしょう
20代のうちに「こうなったら自分はこうする」というような自分の芯をつくることがとても重要になってきます
20代だから早すぎることは決してない、20代という基礎を作っている段階だからこそ、そのようなところを仕上げていくことで、きっと未来の自分が今の想像を超えるものになっていくことでしょう
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